2012/02/02
■ [z80]自作Z80 CP/Mマシン(10)
ブレッドボードZ80マイコンに74HC14を追加し、クロック回路(100Hz)と手動クロックの信号のチャタリング除去を組みました、これでCPUとRAMのみの自作マイコンとしては一応出来上がりです。
普通はLEDやスイッチがズラッと並ぶのですが、手持ちのブレッドボードに収めるためスイッチはデータ用の8bit DIP-SWを1つと、リセット・手動クロック用のプッシュSWを2つの最低限なので手動でのRAMへの読み書きは想像以上に面倒でした(笑
参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら
2012/01/12
■ [本][z80]自作Z80 CP/Mマシン(9)
CP/Mの資料はあまり手元には無いんですが、ヤフオク等でもCP/Mマシン自作や移植ものは高額になることが多く手に入りにくいです。
応用CP/M(アスキー1982/03)は入門CP/Mと実習CP/Mの3部作になっていたのですが、BIOSや移植に関することが載っているのは「応用」だけです、他2冊も持っていましたがだいぶ前に捨ててしまいました。
マイコンピュータNo.16 CP/M活用テクノロジーはCP/M自体の内部構造について結構詳しく載っています。
参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら
2012/01/11
■ [z80]自作Z80 CP/Mマシン(8)
ブレッドボードZ80マイコンでキットのジャンプワイヤをほぼ使い切ってしまったため、必要なワイヤ長とジャンパの長さが合わずにもりそば状態になってしまいました。
市販のジャンプワイヤはサンハヤトの”より線”のものが具合が良いですが高価です、単線のワイヤならスッキリしますが、色々試しながらの場合は融通が効く”より線”のジャンプワイヤの方がやり易いです。
そこで、ジャンプワイヤを自作してみました、5cmと7cmを作り長すぎるジャンパを入替えたら大分すっきりしました。
参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら
■ ジャンプワイヤの作り方のメモ
- 用意する物は0.6〜0.65のくらいのスズメッキ線(2cmくらいにカット)、適当な太さの熱収縮チューブ(15mmくらいにカット)、AWG22〜24くらいのより線(目的の長さ+1cmでカットし、端を5mmくらい剥いてハンダあげする)。 使用工具はニッパ、ストリッパ、細いラジオペンチ、それとホットブロー(ガス式コードレスハンダゴテなどのハンダが溶ける熱風が出せるもの)
- カットしたスズメッキ線をラジオペンチでJ字状に曲げる。
- より線に引っ掛けてラジオペンチでかしめる。
- ラジオペンチで形を整える。
- 熱収縮チューブを被せる。
- ホットブローで熱収縮チューブを縮ませ、そのまま中のハンダが溶けるまで加熱する。
スズメッキ線とより線をハンダ付けすると意外と手間ですが、この方法ですとハンダ上げしたワイヤーとスズメッキ線を収縮チューブで固定してから収縮とハンダ付けをいっぺんにするので多少は楽かと思います。 またストリッパはカッターナイフ、ホットブローはライターやガスコンロでも代用できると思います。
参考: ブレッドボードSRH-32、ジャンプワイヤキット(より線)SKS-290、ジャンプワイヤキット(単線)SKS-350