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レトロなマイコン、電子工作、PCやフリーソフト関係のTipsと私的備忘録

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2012/01/04

[z80]自作Z80 CP/Mマシン(4)

先日ヤフオクでゲットした中古のZ80(東芝TMPZ84C00AP-6)ですが、ブレッドボードで簡単な回路を組んでチェックしました。

回路はこんな感じ、

リセットとクロックはプッシュSWで手動、データバスはD0〜D7全部を抵抗でプルダウン、アドレスバスA0-A15全部、M1#とRFSH#に抵抗+LEDを直結、モニタできるようにしました、ROMもRAMもありません(笑。

リセット後、クロックSWを何回も押すと(データバスがプルダウンしてあるため)0x00=NOPを延々と実行します。 Z80はNOPを4クロックで実行するため、クロックSWを4回押すごとにアドレスバスが+1していきます。

参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら

2012/01/02

[z80]自作Z80 CP/Mマシン(3)

Z80のマニュアルに載ってる最小構成では制御用ボードにはいいですがROMライタが必要ですし、ここはやはり自作マイコンといえばLEDとスナップスイッチがならんだコンソールパネルからパチパチ書き込みたいですね。

Artail8800 Obsolete Technology Websiteより。

CPU+RAMのみで、手動DMAでメモリの読み書きをする当時の一般的な構成だと

こんな感じですが、配線量が多くなりそうでブレッドボードで組むのには少し大変そうです。

参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら

2012/01/01

[z80]自作Z80 CP/Mマシン(2)

使用するデバイスは基本CーMOSでフラットパッケージやSOPもアリとし、場合によってはAVRなども使用します。

まずは第1段階として、Z80CPUの動作確認用に最小構成でブレッドボードに組んでみることにします。

ちなみに、ZilogのサイトZ80マニュアルを見ると、最小構成として以下の回路が載っています。

肝心なZ80CPUの他には、5Vの電源、クロックのオッシレータ、ROM(なぜか1Kバイト)、Z80PIO(8ビット×2パラレルポート)とRAMなしの組込み系の制御ボード仕様ですね、、

ついでですから、マニュアルのZ80CPUのブロック図を見ると、、

何だか手抜きっぽいのは置いておいて(^^;;

ALU(演算論理装置)とCPU Register、Inst.Register以外は制御回路だけです。 ROMやRAM、入出力ポートはおろかタイマ、シリアルポートもありませんし、リセットやクロック回路もありません。

さらにZ80CPUレジスタの割付をみると、、

データ格納など汎用的に使えるのは、A,B,C,D,E,H,L,A',B',C',D',E',H',L'の8ビットレジスタ×14本と、IX,IYの16ビットレジスタ×2本の合計18バイト分です。

注:図の中では、A(Acc:アキュムレータ)とIX,IY(インデックスレジスタ)は特殊用途で汎用レジスタになっていませんが、あまりひねらなくても値を入れておくのには使えます。

F(フラグレジスタ)やSP(スタックポインタ)、I(割り込みベクタ)、R(リフレッシュカウンタ)を汎用的に使うのは難しいです。(逆手に取って裏技的に使う例もありますが、、)

参考: Z80に関するエントリ、 動画(ニコニコ)はこちら

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