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■ [z80]自作Z80 CP/Mマシン(35)

引き続きunix用Z80(CP/M)シミュレータのz80packのメモ。

CP/Mディスクイメージとのファイルのやりとりには cpmtoolsを使用、ubuntuソフトウェアセンター等でインストールする。　ドライブI,J,PのHDDイメージへのアクセスは /etc/cpmtools/diskdefsに以下の定義を追加すること。

4MB HDD (I:, J:)

diskdef hd
 seclen 128
 tracks 255
 sectrk 128
 blocksize 2048
 maxdir 1024
 skew 0
 boottrk 0
 os 2.2
end

512MB HDD (P: MP/M、CP/M3のみ)

diskdef hdb
 seclen 128
 tracks 256
 sectrk 16384
 blocksize 16384
 maxdir 8192
 skew 0
 boottrk 0
 os 2.2
end

ドライブI,J（4MB HDD）の場合はオプション -f hd を付ける（P: 512MB HDD の場合は -f hdb）

使用例

cpmls drivea.cpm               <-- ドライブA ファイル名表示
cpmls -f hd drivei.cpm         <-- ドライブI（4MB HDD）ファイル名表示
cpmcp drivea.cpm 0:hoge.com .  <- ドライブA の hoge.com ファイルをコピー
cpmcp -f hd drivei.cpm hoge.com 0:   <- ドライブI へ hoge.com をコピー

manコマンドで cpmls, cpmcp, cpm の説明が見れる。

z80packに付属のサポートプログラムは bin2hex, format, receive, send がある。

• bin2hex バイナリファイルを16進のテキストファイルに変換
• format 仮想ドライブイメージファイルの作成
• receive CP/Mエミュレータの外部出力(PUN:)をファイルに落とす（cpmsimが自動で起動する）
• send CP/Mエミュレータの外部入力(RDR:)にファイルを送る

関連エントリ&リンク:

• CpmtoolsGUI windows用の cpmtool GUI版
• Z80に関するエントリ、　動画（ニコニコ）はこちら