2012/12/29
■ [z80]自作Z80 CP/Mマシン(33)
unix用Z80(CP/M)シミュレータz80packのメモ。
現在の作業環境は、MOTHER: GIGABYTE Z77M-D3H, CPU: intel Core i5 3570K(HD Graphics 4000), RAM: 8GB, SSD: intel520 240GB, HDD: SEAGATE ST2000DM001 2TB、 OS: Ubuntu12.04(64bit)てな感じ。
Ubuntuではビルドできなかったので VirtualBOX(ver4.1.12)にVineLinux6.1(32bit DVD/USB版)をインストール、忘れずに3DアクセラレーションをONにしておく、せっかくのクアッドコアなのでプロセッサは2個割り当てる、以降は仮想PCの中で操作。
なにはともあれGuest Additionsをインストール、そして最新の状態にアップデートで準備完了。
まずはz80packのサイトからダウンロード(z80pack-1.17.tgz)、適当なフォルダに解凍する。 次に画面上部のメニュー [システム]-[システム管理]-[Synapticパッケージマネージャ]を使って libjpeg-turbo-devel, glew-devel, libXmu-develをインストール。
そのままだとコンパイルに失敗するので、解凍したフォルダの z80pack-1.17/frontpanel/jpeg.cpp:174行: ERREXIT(cinfo, JERR_BMP_COLORSPACE); をコメントアウトする。
$ cd ~/z80pack-1.17/frontpanel $ make $ sudo cp ./libfrontpanel.so /usr/local/lib $ export LD_LIBRARY_PATH="/usr/local/lib" $ cd ~/z80pack-1.17/altairsim/srcsim $ make $ make clean $ cd ~/z80pack-1.17/imsaisim/srcsim $ make $ make clean
以下は、参考リンクなど。
- IMSAI8080の画像やAltairの画像や資料など、昔の電脳は楽しい
- Altair8800bや互換メーカーの画像や解説など、半導体コレクション展示会場
- Altairのドキュメント、Daves Old Computers - ALTAIR 8800 - Documentation
前回のエントリにコメントをいただきCromemco(クロメンコ)というメーカーを初めて知ったのですが、IMSAIの筐体を使いZ80CPUシステムを作っていたメーカがあったんですね。
ググってみましたらCromemco Z-1の画像がありました、また@ITの"IT業界の冒険者たち"55話クロメンコを作った2人によると、Altair8800の製造番号No.0002はクロメンコを起業した2人が所有したなんて逸話も面白かったです。
関連エントリ&リンク:
e.naka 『Z-1画像のリンク先のwww.s100computers.comが色々とすごい。』 (12/29 22:44)
e.naka 『S100バスの80386CPUボード、SVGAボード、4MegaSRAMボード、そこまでやるのか。』 (12/29 22:46)
mosaku 『黒面子、なかなかの小判鮫っぷりが素敵です。この筐体にはいろんな人の思いがいっぱい詰まっているのですね(笑顔)。』 (12/29 23:08)
kyo 『e.nakaさん> i8080のバスなのに、よくやりますよね(^^;;;』 (12/30 01:49)
kyo 『mosakuさん> S-100バスには MITS社の怨念がこもってる? ISAにはIBMの、、、』 (12/30 01:50)