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レトロなマイコン、電子工作、PCやフリーソフト関係のTipsと私的備忘録

2012/12/07

[z80]自作Z80 CP/Mマシン(28)

AKI-80の64KフルRAM化ですが、TMPZ84C015(というかコアのZ80CPU)の場合リセット後はアドレス0000hからの実行と決められています、ですのでここにROMを割り当てて初期化後にRAMに切替えられるような回路を組みます、ちなみに8bitCPUが主流だった当時にバンク切替と呼ばれていました。

回路図はRAM0(S-RAM 256Kbit)を追加しROM#/RAM信号でCS#信号を操作して切替えます、ROM#/RAM信号はリセット時に必ずLowになりROMが選択されなければなりません。

次の回路は少しひねった回路で、追加したRAMにCS#とWR#を元のRAMと共通で接続、リード信号のOE#のみ切り替わるようにします。

ROM選択時はリードでROMから読み出されますが、書込みはいずれの場合もRAMに書き込みされます。 するとROMに切替えて0000h〜7FFFhのエリアを実行時でも、RAM0の0000h〜7FFFhのエリアに書き込め便利です。 昔SHARPの8bitパソコン、X1turboに使われていました。

参考リンク: cp/m full ramの構築 (糠を足せ(仮)Web版)、 X1center (SHARP classic PC)

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