2015/12/31
2015/05/20
■ [z80]シリアル通信のボーレートのメモ(3) - 自作Z80 CP/Mマシン(45)
(上図は AKI-80のマニュアルからの抜粋)
TMPZ84C015(Z80 CTC+SIO) はシステムクロックに 9.830MHz(原発19.6608MHz)を採用すると300bps-38.4Kbpsまで簡単に得られますが、システムクロックが中途半端な周波数になるのがイマイチ。
ちなみに、 データシートを見ると Z80 SIOの最大データ転送レートは 2.4Mbps(12MHz)、 2Mbps(10MHz)、 1.6Mbps(8MHz)、 1.2Mbps(6MHz)、 0.8Mbps(4MHz)です。
ただし、入力できる送受信クロックの上限がシステムクロックの1/2までであるのと、調歩同期ではボーレートの16倍以上が必要なため システムクロック÷2÷16 となり切りの良い周波数では 375Kbps(12MHz)、 312Kbps(10MHz)、 250Kbps(8MHz)、 187Kbps(6MHz)、 125Kbps(4MHz)が最大ですが、標準的なボーレートが出しにくくなります。
FT232R を使用する場合は設定によってクロック(48/24/12/6MHz)を出力できるのと、外部に4bit程度のカウンタ(74HC161等)を併用すればクロック上限も緩和できます。
(例) 48MHz ÷ 13(3.692MHz) ÷ 16 = 230Kbps
2015/05/19
■ [z80]シリアル通信のボーレートのメモ(2) - 自作Z80 CP/Mマシン(44)
FTDI社の FT232RLは 300-3Mbps (TTL/CMOSレベル)が可能で、 秋月のUSBシリアル変換モジュール AE-UM232R はマニュアルでは 300-460Kbps になっていますが実際には 3Mbpsまで使用できるようです。
ただし、
高速で通信したい場合、選択肢が限られ1.5Mbos, 2Mbps, 3Mbpsのどれかしか選べません
とのことです。(ストロベリーリナックさん参照)
- カスタムボーレートについて - ストロベリー・リナックス
- RX62N/SH-2A RS232C通信 - 覚書
- FT232で3Mbpsの通信が可能なことに気が付いた
- FTDI社の FT232Rドキュメント
さみい 『データシートは英文ならhttp://http://www.datasheet.jp/にあります。製作記事がCQ出版のインターフェース93/5と95/3にあるらしいですが未読です。 ROMは全部使っていなければ0で上書きすることで残った容量を再利用出来ます。http://elm-chan.org/docs/dev/tmp47p242.html』 (07/10 13:14)
kyo 『さみいさん初めまして!。IF誌の2冊は機会があったら入手して見たいと思います、ありがとうございました。』 (07/12 00:05)
kyo 『手持ちのトラ技SP No.7 HD64180徹底活用マニュアルにある程度載ってるんですが、詳細が載ってなくて、、(困』 (07/12 00:06)
tono 『ROM外付けじゃダメなんですか?』 (04/09 19:26)
kyo 『ROM外付けするとI/Oポート減るので悩ましいです』 (05/13 18:27)